
MEXC (旧MXC) の入金ルール
入金可能な仮想通貨通貨
MEXCへの主な入金は仮想通貨によって行われます。MEXCで取扱っている通貨であれば、1,500種類を超える通貨の中から自由に入金することが可能です。
日本円などの法定通貨は入金不可
MEXCでは日本円やドルなどの法定通貨入金には対応していません。日本円を入金したい場合には一度仮想通貨に交換するか、クレジットカードを利用する必要があります。
入金手数料は無料だが、ネットワーク費用がかかる
仮想通貨を入金する際にMEXCに手数料はかかりませんが、通貨の送金にかかるマイニングコストは利用者の負担となります。
通貨の種類やその時のブロックチェーンの混み具合によってコストが異なるので、送金前に確認してください。
複数のチェーンから選択した入金が可能
MEXCでは、仮想通貨を入金する際に、どのブロックチェーンを使うかを選択することができます。
入金する仮想通貨 | 利用できるブロックチェーン |
---|---|
ビットコイン(BTC) | BTC , TRC-20, BEP-20(BSC) |
イーサリアム(ETH) | ERC-20 , TRC-20, BEP-20(BSC) |
テザー(USDT) | ERC-20 , TRC-20 , MATIC, ALGO , SOL, HECO, BEP-20(BSC), OMNI, EOS |
MXトークン(MX) | ERC-20, HECO, BEP-20(BSC) |
例えばイーサリアムであれば、イーサリアムのネイティブチェーン以外にも、トロンのブロックチェーンであるTRC-20や、バイナンスが運営するチェーンのBEP-20 (BSC) を使って入金できます。
ビットコインやイーサリアムの場合、ネイティブチェーンよりも手数料が安いことが多いので、他のチェーンを使用してお得に入金できます。
クレジットカードで入金できる
MEXCでは1,500種類以上の通貨が上場しているため、入金できる仮想通貨を保有していないといった場面は少ないかと思います。ただし、日本円を入金できないため、日本円から仮想通貨に交換し、送金するという手順を踏むのが面倒だと感じる方もいるでしょう。
MEXCではクレジットカードを利用した「仮想通貨購入」というサービスを提供しています。
クレジットカードで購入できる仮想通貨は以下の4種類で、VISAとMastercardが利用できます。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- テザー(USDT)
また購入時の価格はその時点での市場価格となります。
MEXC (旧MXC) への仮想通貨入金方法

MEXCにログインし、トップページ上の「ウォレット」から「概要」をクリックします。

ウォレットの管理画面右上の「入金」をクリックします。

入金したい通貨を選択し、ネットワークを選択します。

利用するネットワークを選択すると入金アドレスが表示されます。
表示された入金アドレスに仮想通貨を送金しましょう。ウォレットまたは取引所から送金手続きを行ってください。
スマートフォンを利用している場合はQRコード読み取りを活用すると、アドレスを間違えるリスクが軽減できます。
MEXC (旧MXC) のクレジットカードを使った入金方法

MEXCにログインし、トップページ上の「OTC取引」から「デビット/クレジットカード」をクリックします。

通貨の選択が完了したら「続ける」をクリックします。

通貨の購入に使用するクレジットカードまたはデビットカードの情報を入力します。

購入したい金額を入力し、「続ける」をクリックします。画面の指示に従って確認を行ったら購入完了です。

MEXC (旧MXC) で入金が反映されない時の理由と対処法
入金手続きで入力ミスがある
アドレスの入力を間違えるなど、送金手続きで入力した内容にミスがある可能性があります。以下でよくある手続きのミスをご紹介します。
アドレスの記入ミス
1番多いのがアドレスの入力ミスです。入金アドレスを手打ちで入力すると、誤字が発生しやすくなります。
アドレス入力の際はコピペを使用するか、スマートフォンを利用している場合はQRコード読み取りなどを活用することで対策しましょう。
別のアドレスに送金している
自分が送ろうとしていたアドレスとは別のアドレスに送金している可能性があります。MEXCの入金アドレスと、実際に送金した先のアドレスを照らし合わせて確認してください。
実際に送った通貨を勘違いしている
入金しようとしていた通貨と別の通貨を勘違いして送金している可能性があります。万が一別の通貨を送金していたら通貨を失ってしまうため何度もチェックしましょう。
メモの入力を忘れている
仮想通貨の種類によっては、送金時に「メモ」の入力が必要な通貨があります。メモの入力が必要となる代表的な通貨は以下の通りです。
- リップル (XRP)
- ステラルーメン (XLM)
- イオス (EOS)
このメモを利用して取引所側が入金の検証を行うため、メモの入力を忘れてしまうと着金しない恐れがあります。
送金した通貨にメモの入力が必要であったか確認し、入力を忘れていた場合はMEXCのサポートに連絡しましょう。
ネットワークが間違っている
MEXCは様々なブロックチェーンネットワークに対応しており非常に便利ですが、異なるネットワークのアドレスを指定して送金してしまうと資金を失ってしまう恐れがあります。
入金アドレスのチェーンと実際に送金する通貨の対応チェーンが一致していることを必ず確認しましょう。
入金がまだ完了していない
送金元取引所がブロックチェーンに対して行う手続が完了していない可能性があります。送金元取引所の送金履歴ページからステータスを確認してみましょう。

ステータスが送金中などの表示であればしばらく待つ必要があります。
ブロックチェーン上でトランザクション処理が完了していない
MEXCが送金手続きを完了していても、ブロックチェーン上で承認が完了していないことがあります。ブロックチェーン上での承認状況を確認するには対応するチェーンのブロックチェーンエクスプローラーが必要です。

MEXCの送金履歴から該当の通貨のTXIDをクリックしてブロックチェーンエクスプローラーを開きましょう。現在の承認数が確認できます。
その他の理由で入金が反映されない場合
上記の予想される原因のどれにも当てはまらず、着金しない場合はMEXCのサポートに問い合わせを行いましょう。
「入金用アドレスとは別の種類の仮想通貨を送金した」「異なるネットワークを選択して送金した」などは資金が返ってくる可能性は低いですが、念のためサポートに相談してみましょう。
MEXC (旧MXC) へ入金する時の注意点
入金アドレスや送金通貨を間違えると資金は戻ってこない
入金先アドレスや送金通貨を間違えると、通貨が戻ってこないことがあります。入金先を入力する際はコピー&ペーストを使用し、手書きでの入力は避けてください。スマートフォンではQRコード読み取りも活用しましょう。
また送金する前に、入金先の通貨と実際に送金する通貨が同じでないこともチェックしましょう。
最低入金額を下回る入金は反映・返還されない
最低入金額を下回る入金の場合は反映されません。仮想通貨別の最低入金額は以下の通りです。
仮想通貨 | 一回あたりの最低入金額 |
---|---|
ビットコイン(BTC) | 0.001 BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.01 ETH |
テザー(USDT) | 10 USDT |
リップル(XPR) | 21.5 XRP |
ビットコインキャッシュ(BCH) | 500 BCH |
イオス(EOS) | 1,000,000 EOS |
ライトコイン(LTC) | 0.1LTC |
入金アドレスとネットワークを毎回確認する
MEXCではより短時間で仮想通貨を入金できるブロックチェーンや、より安いガス代で入金できるブロックチェーンネットワークを選択できます。
入金時にお得になるのは魅力的ですが、異なるブロックチェーンの入金アドレスを指定して入金した場合、仮想通貨を失うことになります。
送金時に使用したブロックチェーンの入金アドレスを毎回確認するようにしましょう。
MEXC (旧MXC) の入金に関するQ&A
入金が反映されるまでどのくらいかかりますか?
送金する通貨によって異なりますが、一般的には5分~10分ほどで着金します。
入金履歴はどのように確認しますか?
MEXCログイン後、トップページの右上にある「ウォレット」から「資金履歴」をクリックすると確認できます。

間違ったアドレスに入金した場合はどうしたらいいですか?
MEXCのサポートに問い合わせを行いましょう。連絡の際は以下の情報が必要となります。
- どんな状況なのか
- 口座番号
- 間違った仮想通貨アドレス
- 送金数量
- トランザクションID
- 入金のスクリーンショット
MEXC (旧MXC) の入金 まとめ
本記事では、MEXCへの入金方法や入金が反映されない場合の対処法についてご紹介しました。MEXCは日本円を含む法定通貨での入金には対応しておらず、原則「仮想通貨での入金のみ」となっています。しかし、「クレジットカードによる入金」にも対応しているため、実質的には日本円での入金が可能です。
また、MEXCに正しく入金するためには、入金先の入力が正しいか、仮想通貨やチェーンの選択を間違えていないか、メモの入力忘れはないかなど、さまざまな点に注意する必要があります。
入金情報を間違えてしまうと、最悪の場合、仮想通貨が戻ってこなくなってしまいます。トラブルを回避するためにも、入金作業は慎重に行うことが大切です。