MEXC (旧MXC) の出金・送金方法 | 手順や出金できない際の原因と対処法

mexc出金方法
目次

MEXC (旧MXC) の出金・送金ルール

出金できるのは仮想通貨のみで日本円は不可

MEXCは日本円などの法定通貨は出金できず、仮想通貨しか出金できません。しかし、MEXCでは1500種類を超える仮想通貨を取り扱っており、そのすべてが出金可能です。なお、送金先の取引所やウォレットがMEXCから出金する通貨に対応しているかどうかは必ず確認しましょう。

受け入れ不可能な通貨を送金してしまった場合、最悪資産を失ってしまいます。

出金手数料と最低出金額は通貨ごとに決められている

出金手数料と最低出金額は各仮想通貨ごとに設定されています。以下は主な仮想通貨の「出金手数料」と「最低出金額」です。

仮想通貨名最低出金額出金手数料
ビットコイン (BTC)0.001BTC0.0005BTC
イーサリアム (ETH)0.001ETH0.00600117ETH
リップル (XRP)12XRP0.00600117ETH
ビットコインキャッシュ (BCH)0.02BCH0.001BCH
ライトコイン (LTC)0.1LTC0.001LTC
参照:https://www.mexc.com/ja-JP/fee

利用するブロックチェーンによっても出金手数料は異なる

MEXCを出金する際には、仮想通貨の種類に応じたブロックチェーンを選択できます。例えば、ビットコインの出金には以下のブロックチェーンネットワークを選べます。

  • ビットコイン (BTC)
  • TRC-20
  • BEP20 (BSC)

使用するブロックチェーンによって出金手数料や最低出金額が異なることが分かります。自分の出金額に応じてチェーンを選択し、コストを抑えることが可能です。

しかし、チェーンを選択して送金する際には、受け取りのアドレスも同じチェーンのものを用意しなければいけません。万が一誤ったチェーンのアドレスに送金した場合、資産を失ってしまう恐れがありますので十分に注意しましょう。

また、チェーン毎の手数料は都度変更があります。送金前に確認する習慣をつけるとよいでしょう。

通貨によっては出金時に「メモ」の入力が必要

MEXCだけではなく他の取引所でも同様ですが、出金する仮想通貨の種類によっては申請の際に「メモ」という追加情報の記入が必要なことがあります。取引所側がこの「メモ」を参照して入金アカウントを判別するためです。

「メモ」の記入が必要となる主な仮想通貨は以下の通りです。

  • リップル (XRP)
  • ステラルーメン (XLM)
  • イオス (EOS)

送金先のアドレス入力の際に、メモの記入が必要な場合は表示があります。記入を忘れてしまうと最悪の場合通貨を失う恐れがあるため注意しましょう。

10BTC以上の出金には本人確認 (KYC) が必要

MEXCでは本人確認を行わなくても入出金や取引などのサービスが利用できますが、本人確認を行うことで1日あたりの出金限度額が増加するメリットがあります。

本人確認レベル24時間以内に出金できる限度額
本人確認なし10BTC
簡易認証80BTC
認証200BTC

1日に大きな出金を頻繁に行いたい場合には必ず本人確認を行いましょう。

MEXC (旧MXC) の出金・送金手数料一覧

出金手数料は、仮想通貨の種類や、送金を行う際のブロックチェーンネットワーク状況によって変動します。

MEXCの仮想通貨別の出金手数料は以下の通りです。

仮想通貨名最低出金額出金手数料
ビットコイン (BTC)0.001BTC0.0005BTC
イーサリアム (ETH)0.001ETH0.00600117ETH
リップル (XRP)12XRP0.00600117ETH
ビットコインキャッシュ (BCH)0.02BCH0.001BCH
ライトコイン (LTC)0.1LTC0.001LTC
参照:https://www.mexc.com/ja-JP/fee

MEXC (旧MXC) で出金・送金先アドレスを登録する方法

STEP
出金先管理を開く
mexcの出金

MEXCにログインしたら、右上のアカウントメニューから「出金先アドレスの管理」をクリックします。

STEP
出金先作成に移る
mexcの出金

「出金先を追加する」をクリックします。

STEP
必要事項を入力する
mexcの出金

出金先のアドレスやネットワークを選択する画面が表示されます。

「トークン」「ネットワーク」「出金先アドレス」を入力し、「アドレスラベル」には自分の分かりやすい名前を付けておきましょう。 (MetamaskのアドレスであればMetamaskと付けておくなど)

ちなみに入金先のアドレスを入力した際に「ネットワーク」が選択できない場合、その取引所ではネイティブチェーンにしか対応していないことを意味します。ビットコインであればビットコインネットワーク、イーサリアムであればERC20を選択します。

入力が完了したら「確認」をクリックします。

mexcの出金

続いてセキュリティ認証を行います。

「今すぐ手に入れる」をクリックするとメールアドレスあてに認証コードが届きますのでコードを入力しましょう。

Google Authenticatorで確認した2段階認証コードも入力したら「確認」をクリックします。

以上で出金アドレス先の登録は完了です。

MEXC (旧MXC) の出金・送金方法

STEP
ウォレットを表示する
mexc出金

MEXCにログインしたらページ上部の「ウォレット」から「概要」をクリックします。

STEP
出金画面に移る
mexc出金

ウォレット管理画面上部の「出金」をクリックします。

STEP
必要事項を記入する
mexc出金画面

出金したい仮想通貨をクリックし、利用するネットワークを選択します。その後「出金先アドレス」と「出金数量」を入力したら「提出」をクリックしましょう。

セキュリティ認証が開始されるので、画面にしたがって認証を行います。

以上で出金の手続きは完了です。

MEXC (旧MXC) の出金・送金が反映されない時の原因と対処方法

誤ったアドレスを入力している

アドレスの入力を間違えている、他のウォレットのアドレスを入力しているなどの原因が考えられます。

送金先アドレスと実際に送金したアドレスを確認してみてください。アドレスが間違っている場合、資産が戻ってこない恐れがありますが、念のためMEXCのサポートに連絡してみましょう。

また、送金時にはアドレスの入力ミスを防止するため、手打ちで入力しないようにしましょう。なるべくコピペやQRコード読み取りを利用して入力することで、ミスを回避できるようになります。

メモの入力を忘れている

仮想通貨の種類によっては「メモ」の入力が必要な場合があります。この「メモ」の入力を忘れてしまうと取引所側が入金を検証できず、入金が反映されないことがあります。

「メモ」の入力が必要な主な仮想通貨は以下の通りです。

  • リップル (XRP)
  • ステラルーメン (XLM)
  • イオス (EOS)

万が一入力を忘れてしまった場合はサポートに問い合わせましょう。

ネットワーク選択を間違えている

誤ったネットワークを選択している可能性があります。MEXCでは多数のブロックチェーンネットワークに対応しており、より安いガス代や短い時間で出金できるチェーンを自由に選択できます。

しかし、ネットワークを選ぶ際には送付先のアドレスが選択したネットワークに対応している必要があります。

ネットワーク選択を間違って送金してしまった場合、資産を失っていしまう恐れがあります。送付先アドレスが、何のネットワークに対応しているのかを必ず確認するようにしましょう。

万が一別のネットワークを指定してしまった場合、MEXCのサポートへ問い合わせしましょう。

送金がまだ完了していない

出金の申請は正しくできていても、MEXC側で手続きが保留されている場合があります。送金ステータスを確認してみましょう。

送金ステータスの確認手順は以下の通りです。

トップページ上の「ウォレット」メニューから「資金履歴」をクリックします。

資金履歴管理画面から「出金」のタブを開くと、送金履歴のステータスを確認できます。

送金詰まりが発生している

MEXCの送金履歴ステータスで「送金完了」となっているのに着金していない場合は、ブロックチェーンでのトランザクション承認に時間がかかっていることがあります。

ブロックチェーンのトランザクション状況を確認する手順は以下の通りです。

STEP
資金履歴からTXID (トランザクションID) を確認
mexcの出金

資金履歴から出金の履歴を表示し、「その他」をクリックするとTXID (トランザクションID) が表示されます。

表示されたTXIDをクリックしてブロックチェーンエクスプローラーを開きましょう。

STEP
ブロックチェーンエクスプローラーを開きステータスを確認する
mexcの出金

ブロックチェーンのトランザクション状態が確認できます。ステータスのエリアを確認してみましょう。

解決しない場合はサポートに連絡しよう

上記の予想される原因のどれにも当てはまらず、着金しない場合はMEXCのサポートに問い合わせを行いましょう。

MEXC (旧MXC) の出金・送金 まとめ

MEXCでは、出金に使用するネットワークを複数の中から選択できるため、ネイティブチェーンと比較して、手数料が安く、最低出金額が低く、時間も短く送金ができる可能性があります。

ただし、送金先の取引所やウォレットが、MEXCが採用するネットワークに対応している必要があります。大切な資産を失わないためにも、出金・送金の際には本記事を参考に細心の注意を払うようにしましょう。

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執筆・編集者

Ruiseiのアバター Ruisei 運営者

暗号資産(仮想通貨)投資に2017年始めから参入。
日本最大級のイーサリアム・コミュニティ「Ethereum Japan」にて、分散化の伝播「Spreading Decentralization」を掲げ、ミートアップの開催するなどの活動を行っていました。日々暗号資産(仮想通貨)についてのリサーチと発信を行っています。
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